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秩父札所第十三番*慈眼寺*

秩父札所34ヶ所

旗下山  慈眼寺

宗派:曹洞宗

  本尊:聖観世音菩薩

御詠歌:御手に持つ 蓮のははき 残りなく 浮世の塵を はけの下寺

 

 

黒塗りの山門

「旗下山」の山号には日本武尊が東征の際、

この地に御旗を立てた為「旗の下」の地名が生まれ

この名前が付いたといういわれが有るそうです

 

 山門を潜りすぐ左には手水鉢

屋根の代りに藤棚でしょうか架かっています

 

そして反対側にはお稲荷さんが祀られています

 

一見蔵造り風の一切経を納めた経堂

靴を脱いで拝見出来ます

 

中には綺麗に彩色された十三権者像や阿弥陀如来立像、観音菩薩坐像、傅大士が

中央の六角形の納経された棚を取り巻き

この棚を回すと功徳が有るとされるが意外と重く回せなかった

というか何かあったら困るので本気は出せなかった

 

火災の利益
當所は、日本武尊東国を征し給う時、御旗を建て給う所なればとて、旗の下といひつるを、今いひあやまりて、 はけの下といふ。當寺いまだ建ざる古より、此所佛意に叶ふ地なれば、常に紫雲たなびきて、天より 曼陀羅華を降して、音樂の響き絶ざる霊場なりしとかや。
さて霊験あまたあるなかに、いとも有難きは、此大宮町の高野氏の娘、江戸中橋なる某に嫁したるが、明暦 丁酉の年正月十八日の大火災のせつに、万死をまぬかれて一生を得しこと、その頃の板行になりし空穂猿という 冊子に、くわしく出たるとなればここに贅せず。

 

この慈眼寺は一番四萬部寺の本殿ととても酷似しています

何か関連が有るのでしょうか?

バアバは何か撮っているようですね~

 

クリスマスローズですね

そばには福寿草も咲いていましたよ

 

 

奥の納経所も

本堂に引けを取らず味わいが有ります

 

納経所ではメグスリノ木のエキス入りのお茶を頂きました

 

第十四番今宮坊に続きます

=====おしまい=====