旗下山 慈眼寺
宗派:曹洞宗
本尊:聖観世音菩薩
御詠歌:御手に持つ 蓮のははき 残りなく 浮世の塵を はけの下寺
黒塗りの山門
「旗下山」の山号には日本武尊が東征の際、
この地に御旗を立てた為「旗の下」の地名が生まれ
この名前が付いたといういわれが有るそうです
山門を潜りすぐ左には手水鉢
屋根の代りに藤棚でしょうか架かっています
そして反対側にはお稲荷さんが祀られています
一見蔵造り風の一切経を納めた経堂
靴を脱いで拝見出来ます
中には綺麗に彩色された十三権者像や阿弥陀如来立像、観音菩薩坐像、傅大士が
中央の六角形の納経された棚を取り巻き
この棚を回すと功徳が有るとされるが意外と重く回せなかった
というか何かあったら困るので本気は出せなかった
火災の利益
當所は、日本武尊東国を征し給う時、御旗を建て給う所なればとて、旗の下といひつるを、今いひあやまりて、 はけの下といふ。當寺いまだ建ざる古より、此所佛意に叶ふ地なれば、常に紫雲たなびきて、天より 曼陀羅華を降して、音樂の響き絶ざる霊場なりしとかや。
さて霊験あまたあるなかに、いとも有難きは、此大宮町の高野氏の娘、江戸中橋なる某に嫁したるが、明暦 丁酉の年正月十八日の大火災のせつに、万死をまぬかれて一生を得しこと、その頃の板行になりし空穂猿という 冊子に、くわしく出たるとなればここに贅せず。
この慈眼寺は一番四萬部寺の本殿ととても酷似しています
何か関連が有るのでしょうか?
バアバは何か撮っているようですね~
クリスマスローズですね
そばには福寿草も咲いていましたよ
奥の納経所も
本堂に引けを取らず味わいが有ります
納経所ではメグスリノ木のエキス入りのお茶を頂きました
第十四番今宮坊に続きます
=====おしまい=====