南石山 常楽寺
宗派:曹洞宗
本尊:十一面観世音菩薩
御詠歌:つみとがも 消えよと祈る 坂ごおり
朝日はささで 夕日かがやく
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一度行ってみたいと思っている羊山公園の道路を挟んだ相向かいのお寺です
常楽寺の参道上に鳥居が有りますがその方向には参道は見受けられませんでした
二分も掛からずに本堂(観音堂)に
数輪の花を付けた見事な梅の古木が目に付きましたよ
六地蔵
現在の観音堂は秩父大火の後に再建されたもので
以前は観音堂をはじめ仁王門、庫裡も揃っていたんだそうです
錦絵には開基とされる門海上人が病に倒れたとき、
金剛神が夢の中に現れそれ以降病が良くなったといういわれが描かれ
病気平癒、長寿祈願の本尊として信仰されている
正午近くなのに日が当たらないという悪条件にもかかわらず
健気に蕾を膨らませ開花する様は頼もしい
参道脇から裏山へ向かい稲荷神社への道が有るので
行ってみる事にします
九十九折れで登っていくと途中に上之台琴平神社と表札が
掛った社が有りましたので手を合わせます
入口から5分程で鮮やかに化粧された本殿が目の前に現れます
付近を観察してみると現在は使われていない参道や通り抜けできる道が
確認できました
手水舎
扁額には上之台稲荷神社
御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
本殿脇には三基の祠が鎮座
戻る途中に両神山が見えました
ここへ登ったのは2013年11月の事でした
懐かしいね~~
本尊 十一面観世音菩薩
*十二番野坂寺に続きます*
=====おしまい=====